Wpis: シンドバッド&#
Data dodania: 2013-12-14
これで、シンドバッドの航海の話は終りました。それから、ヒンドバッドの方へ向いて、 「さて、ヒンドバッドさん。これで、どうして私が、こんな金持になったかが、おわかりになったでしょう。もう、私が、こうして、のんきにくらしているのを、不つごうだとは、お思いにならないでしょうな。」 と、言いました。 すると、ヒンドバッドは、シンドバッドの前へ出て、ていねいにおじぎをして、その手にキッスしました。 「だんなさま、あなたさまは、そんなつらい目におあいになっても、よくがまんをなすったからこそ、こんなお金持におなりになったのでございます。あなたさまのなすった苦労にくらべますと、私の苦労なんか、足もとへもよれないほどでございます。あなたは、きっと、行末ながく、お仕合せにおくらしになるでございましょう。」 と、言いました。 シンドバッドは、この答えを聞いて、大へんよろこびました。そして、ヒンドバッドに、これから毎晩、ごちそうをするから、たべに来るように、と言いました。そしてまた、金貨を百円やりました。 それで、その後、ヒンドバッドは、とうとうシンドバッドのぼうけんの話を、残らずおぼえてしまいましたとさ。 家庭の匂い
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